晴耕雨読な鉄道模型☆アネックス
鉄道車両の「いち分のいち」情報や鉄道模型のキット・工具・塗料などの紹介をしています。 晴耕雨読な鉄道模型本館(別ブログ)にもおいでください。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
横軽よ、再び!
平成18年8月28日(月)の産経新聞の1面に「碓氷峠に汽笛再び」という記事が載りました。
いつになく早起きし、寝ぼけ眼で郵便ポストに入っていた新聞記事を広げて、眼が点に・・・。見覚えのある撮影ポイントを走るEF6319の茶ガマの写真がトップ記事を飾っていました。

Yoko-karu01
1997年8月20日 Photo by ドラレール
NikonF4+ED ai-Nikkor600mm(f4.0)+TC-301s

記事によると、

「急勾配の難所として知られ、長野新幹線の開業に伴い平成9年に廃線となったJR信越線の横川(群馬県)-軽井沢(長野県)間11.2キロに、再び鉄道が走ることになりそうだ。」

というもの。

「碓氷峠交流記念財団が構造改革特区として復活を申請したところ、国交省は(鉄道事業としては)認可基準が緩い「特定目的鉄道」(新たに新設された制度)として検討を指示した」

というのだ。

 横軽なき後、ロクサン(EF63型電気機関車)は、「碓氷峠鉄道文化むら」で細々と体験運転用として動態保存されている。ファンの憧れとして一度は座って、運転してみたい電気機関車の運転席。それがここ「鉄道文化むら」ではできるのだ。今度こそ行く、と思いつつ今日までに実現できていなかった。
 しかし、冒頭の新聞記事である。体験運転はなくなってしまうのか、はたまた特定目的鉄道事業の一環として体験運転プログラムを維持するのか、当然、記事には何の言及もない。ともあれ、あの横軽に再び鉄道が運行されるのであれば、個人的にはこれほどの喜びはない。

 物心ついたとき辛うじてアプト式ED42廃止間際で、給電用第三軌条と線路脇にある通称「はえたたき」に張られたたくさんの電線のおぼろげな記憶だけが残っている私。

ED42-01
1997年8月20日 Photo by ドラレール
NikonF4+Zoom ai-Nikkor35-105mmf3.5-4.5

 その後も軽井沢・信州方面には縁あって行くことも多く、EF63やEF62を当たり前のように眺めてきました。

Yoko-karu05
1997年8月20日 Photo by ドラレール
NikonF4+Zoom ai-Nikkor35-105mmf3.5-4.5

 廃止間際の夏休みには、丸山変電所跡付近やメガネ橋付近など、お決まりのポイントだが、カメラの砲列に並んだこともある。廃線後は横川の駅、途切れてしまったJRの線路、そしてメガネ橋越しに見える新線の橋梁、そして行き別れになった軽井沢のロクサンなどをみるにつけ、とてももの寂しさに包まれているように思えました。

Yoko-karu03
1997年8月20日 Photo by ドラレール
NikonF4+ED ai-Nikkor600mmf4.0

 しかしながら、この新聞記事によると、横軽が廃止されてからかれこれ10年近く経つこの間、同財団は廃止された鉄道設備の維持・管理を続けてこられた由。今次の復活に向けた流れは、こうした財団はじめ関係者の地道な活動が、大いに追い風となったことは間違いないと思う。まだまだ、復活に向けての幾多のハードルが存在するだろうが、ぜひそれらを乗り越え、横軽の山あいに再び頭から陽炎を立てたロクサンの独特のファン・モーター音が響くことを夢見たい。(実際は、中型のディーゼル機関車の新造になり、ロクサンの峠越えはないかも…)

 記事には財団理事長で廃線当時のJR東日本長野新幹線開業準備室長桜井正一氏の談として「横軽は私が切ったも同然なので、罪滅ぼしをしたい」と書かれていました。新幹線の開業準備にかかわるという、鉄道マンとして誰でもがおいそれと就任できるわけでない名誉な仕事をするチャンスに恵まれてきた方のお言葉だけに、氏の鉄道に対する愛情を感じ、大変感銘を受けました。
 私は、横軽の廃止は、時代の流れなのだから、氏がそこまで罪を背負う必要はないと思う。けれど、氏の愛情があったからこそ、今回の復活の動きにつながったことも事実だろうと思う。
 各地で第三セクター鉄道が廃止されようとしている現在、むしろ時代の流れに合った新たな鉄道を目指そうとしている同財団に対し、横軽に熱を上げた1ファンとして、一人でも多くの方々が熱い支援とエールを送られんことを希望したい。


スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
旧信越本線
 いや~。もう誰も住んでいないのだが、親の実家が切り離された信越本線沿いにあったんですよねえ。以前は特急も止まってた駅だったのに今は完全にローカル線でね。横川で事実上行き止まり、そこから軽井沢に向かうのはかなりしんどいというのは、ダメージでかかったと思う。
 まあ、実用的な交通手段として使えるレベルになるのかどうかは疑問だけど、ルートがつながるというだけでちょっとほっとする部分はありますねえ。
2006/09/27 (水) 02:38:41 | URL | 猫が好き♪ #-[ 編集]
Re:旧信越本線
猫が好き♪#さん
コメントありがとうございます!!
横川で行き止まりって本当にシンドイですね。バスに乗り換えて軽井沢っていうのも,鉄路での横軽の味わいと比較すると,ちょっと物足りないし…(^^)
その後聞こえてくる情報でも,ご指摘の通り,実用レベルでちょっと,というのは同感です。鉄道というシステムは「つながってナンボ」ですものね。
2006/09/29 (金) 01:13:34 | URL | ドラレール #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2005 晴耕雨読な鉄道模型☆アネックス all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
まとめ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。